東京医科大学 医学総合研究所 未来医療研究センター 分子細胞治療研究部門の吉岡祐亮講師、東京大学先端科学技術研究センターの岩本侑一郎特任研究員(研究時は博士大学院生)、太田禎生准教授、バーミンガム大学のAlex Krull博士、Benjamin Salmon博士大学院生、東京大学大学院医学系研究科の小嶋良輔准教授らの研究グループは、新規の教師なし深層学習デノイズ法により観測系の感度を向上させ、最小直径30~40nmの微粒子を、1秒間に10万個以上という高スループットで観測可能な「Deep Nanometry (DNM)」を開発しました。この技術を用いて、非精製血清中にわずか0.002%という低濃度で存在した大腸がん関連EVの検出に成功しました。さらに精製血清を用いた解析では、健常者に比べ、がん患者の血中において大腸がん関連EVの陽性率が有意に高いことを確認しました。
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